2012年8月19日日曜日

道はどうやってできるのか・・・。

その答えは・・・。

道なき道を行く人がいるからできるのです。
それが我が代表鈴木章なのでした。
というお話。


写真は今年開設している作業道の川を渡る道をつくっているところ。
川を渡るには、橋を架けるという方法が一番にかんがえつきますが、
橋は大水がでると、流れてしまいますよね。
流れるとまたつけるのは大変だし、別に渡るときにぬれてもいーやー
ということで、山の川を渡る道は
「洗い越し」という方法をよく使います。

「洗い越し」は川の水量が増えたときに、水が道を洗いながら越していくので「洗い越し」です。

人が川を歩いて渡るには、石の上を飛んでいくか、長靴でできるだけ浅い川の中をじぐざくに歩いていくか。ですが、
一応林業やる道なので、2mくらいの機械は通りたい。
機械って人間みたいに器用じゃないのです。
武骨なんですな。

なので、2.5m幅くらいの平地はつくってあげないと。
ということで、並べているところです。手で・・・、、、
というのはウソで
一応おおまかにバックフォーで石をもってきて、転圧します。


そのあとに、「手で」石をきれいに並べていきます。
けっこうこういう作業重要らしいです。
機械はキャタピラをはいているので、ちょっとすべったりすると、キャタピラが脱げちゃいます。
キャタピラが脱げると、きゃー(悲鳴)、、、キャタピラをまた履かせるのに数時間かかります。
なんせ武骨なので・・・。

ですから、きれいに石を並べていくのです。
万里の長城や、姫路城もたぶんこのようにつくられたはずです。
私もそれを思いながら、息子と一緒に1時間ほど石を並べました。

結構おもしろい作業です。
昔川でダムをつくって遊んだあの感じです。

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